2022年入社 / 中井愛乃

宝タクシー史上最年少乗務員、登場。
“好奇心ガール”、いま21歳。

1年前は、パソコン作業も電話応対も苦手で何もできない新入社員でした。でも、自分の強い好奇心と先輩方の丁寧な指導で、最年少のタクシードライバーとなりました。

「最年少」という称号の裏で、前日には号泣するくらい不安な気落ちを抱えたまま、ドライバーとしての初日を迎えました。独り立ちする前に二日間、先輩に同乗していただくのですが、実際のお客様を迎えたとき、行き先も聞けず、先輩に聞いてもらっても全く場所が分かりませんでした。結局、ドライバーになっても自分ひとりでは何ひとつできなかったんです。

悔しくて、悔しくて。「今日はもういいから」と仰った先輩に「あと一件だけ、自分の力でお客様をお乗せしたい」とワガママを言って、なんとか達成できました。

経験のない自分に、甘えたくなかったんです。その出来事が、自分を成長させるきっかけになりました。

入社前に友達から言われた、
「女性ドライバーって、カッコいいね」という言葉。

小学生の頃から「韓国に住んでみたい」と思っていました。大学では留学する予定だったのですが、新型コロナの感染拡大によって残念ながら中止に。失意と未練を抱えたまま、合同説明会で宝タクシーに出会いました。

それまでタクシー業界は、正直全く視野に入っていなかったです。ただ、インターンシップで先輩ドライバーの助手席に同席して、実際にお客様を送迎するシーンを拝見すると、接客の距離の近さと一人ひとりに合わせたおもてなしをしているのが印象的でした。「私もこんな風にコミュニケーションをとりたい」と思い入社を決意しました。

私の決意に対して、家族や友人など周りの反応はとても肯定的でした。特に、ある友人が言ってくれた「若い女性ドライバーってあんまり見たことないから逆にカッコいいよね」という言葉は今でも印象強く残っています。

グループ全体のスケールメリットが、
枠に収まらない好奇心を満たしてくれる。

ドライバー業務はシフト制なので、自由な働き方が魅力ですね。一部の報道であるようなトラブルはなく、お客様は優しい方ばかり。今では初日の私からは想像できないくらい成長していると思います。その成長の実感がまた嬉しいんです。

宝タクシーの仕事は、ドライバーだけでなく配車の手配や運行管理など業務内容は多岐にわたります。さらに宝グループとしてホテルや不動産、リラクゼーション施設など様々な部門を擁しているので、今後は積極的に幅広い経験を積みたいと思っています。

その原動力はやっぱり好奇心。今がゴールではなくて、実際に色々な仕事に触れることで自分の成長を感じていきたいです。

※掲載の内容は取材時点のものです

message

私は留学を諦めたとき、「自分が好きなことや興味があることはなんだろう」と考えました。そこで“運転”を選んだんです。タクシーのことを何も知らなくても大丈夫。運転が好きだったり少しでも興味があったら、一度挑戦してみてください。

インタビュー一覧へ