name

「人対人」の触れ合いの最前線
中高年が輝ける職場です

黒川 寛治〈70〉宝タクシードライバー歴15年

個人で印刷会社を経営していたのですが、56歳のときにバブル崩壊の影響を受けて引退。
正社員で入れる仕事を探していたとき、新聞の求人広告に掲載されていた宝タクシーを見つけました。面接は感じが良かったし、条件も合う。嫌だったら辞めればいい。まずはやってみようと挑戦したんです。

当時、タクシー業界はきつくて怖い世界じゃないかと思っていました。しかし、いざやってみると自分のペースで走れるし、自分の努力=売上げになる“正直な仕事”。その日の成果はその日に精算、会社との貸し借り無しで毎日が終わるのも潔さがある。お客様に「ありがとう」と言われるのも嬉しく、「すごく良い仕事だな」とすっかりイメージが変わりました。

image

重い物を運ぶといった物理的な重労働が無い分、身体への負担も少ない。ハンデゼロ、中高年がのびのび働いて、若い人と対等に張り合える唯一の仕事なんじゃないかと思います。50代、60代くらいで入社して、真面目に頑張って第二の青春を送っている乗務員さんも多く、皆見た目も気持ちも若々しいですね。

また、「人対人」、その触れ合いの最前線で働けるのもタクシーの魅力です。国内外、年齢も立場も様々なお客様と、毎日いろいろな話をする。会話やサービスで喜んでいただけることもあれば、酔っている方、怒っている方をなだめながら走ることもある。たくさんの経験ができて、収入以上に学べる職場です。
馴染みのお客様も、皆会話を楽しみながら乗ってくださいます。タクシーもいずれ自動運転に変わっていくと言われていますが、まだまだ人によるサービス、気遣いは必要で、むしろこれからが人材の質が問われる時代だと感じています。

タクシーの仕事は、当たり前のことですがお客様を安心、確実に目的地にお届けする。ただそれだけです。「自分がお客様の側だったらどう思うか」という気遣いができるかどうかですね。
だから車は徹底的に綺麗にしていますし、いつでも気をつけて安全運転する。行き先の勘違いがないように、最初にしっかり確認をする。どれもドライバーの基本で、それが全てです。

初めは「社会保険完備できちんと年金がもらえるところで、60歳くらいまでやれればいいかな」……という思いで始めたタクシードライバーの仕事。ときには年齢的なことなど、様々な大変さから引退を考えることもありました。でも、お客様との触れ合いが楽しく、「宝さんはいい会社だよ、頑張ってね」「うちの娘は宝さんの車で嫁に行ったんだよ」なんて声に励まされながら、気が付けば入社15年目。宝という会社も、タクシードライバーの仕事も好きですから、これからも続けていくため、健康第一、無事故無違反でこれからも頑張っていくつもりです。